通関業務についてのお話

2024年7月19日

時間のある時に 通関業務についてのリアルをお話させていただこうと思います。

興味のある方は少しお付き合いください。


貨物輸送経路

 

日本は海外から様々な物品を、ほぼ海上輸送にて運ばれてきております。

弊社も主にヨーロッパから農業機械を海上貨物で輸入しております。

ヨーロッパからの海上輸送のルートは積出地がドイツやデンマークからですと

北海、大西洋、地中海、スエズ運河、インド洋、マラッカ海峡、南シナ海、東シナ海を

経由して釜山港にて積み替えを行い、苫小牧港に運ばれてきています。

輸送日数は約60日から70日程度で運ばれてきます。

ところがコロナ禍からの輸送の混乱から落ち着き始めた2023年11月19日、

イギリスの会社が所有し日本の船会社がチャーターし運航していた商船が

イエメンの親イラン武装組織フーシ派に攻撃された事件が起こりました。

これによりフーシ派からの攻撃を避けるため、喜望峰廻りにルートが変わることになりました。